Real-Time Group

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次世代の計算機環境では、 計算機はより広域に分散され、 その形態を恒常的に変化させているため、 システムの全体像を把握することは困難になると予想されます。 我々は、 このような分散計算において解決すべき最も本質的な問題点を「実時間性」に見出しています。 我々の最終的な目的は、 並行オブジェクトに対し柔軟な実時間計算の概念を導入することにより、 大規模分散計算のための実時間オブジェクトアーキテクチャおよびその基礎理論を確立することにあります。

Real-Timeグループは昨年発足した新しい研究グループですが、 既に、 C++を拡張したオブジェクト指向実時間分散プログラミング言語DROLの設計・実装等、 多くの国際会議の場で認知された実績を持ちます。

Research Themes